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2月15日涅槃会(ねはんえ)
2月15日は、お釈迦様が亡くなられ、涅槃(ニルヴァーナ、悟りの境地)に至った日です。
インドのクシャナガラの地で、弟子たちに囲まれ、お釈迦様は80年の生涯を終えたとされています。
弟子たちにほどこした最後の言葉は、「ものごとは移り変わっていく。怠ることなく日々精進しなさい」だったそうです。
涅槃会では、お釈迦様のご遺徳をしのぶ法要を行います。
法要が終わった後は、涅槃会にちなんだ法話を行います。 -
3月末・9月末彼岸会(ひがんえ)
彼岸会とは、迷いのなくなった「彼の岸」へ渡ろうとする仏道修行の一つです。
春と秋に行われ、檀信徒を中心に供養・法要をした後、彼岸会にちなんだ法話をいたします。
春の彼岸会では、寄席などの催し物もございます。檀信徒以外の方もご参加いただけますので、ぜひお越しください。 -
4月8日降誕会(ごうたんえ)
4月8日は、お釈迦様がお生まれになった日です。
「お生まれになった時に、天から甘露が降り注いだ」という故事にちなみ、誕生仏に甘露(甘茶)をかけていただきます。
また、4月8日前後には甘茶をお配りいたします。入れ物をお持ちのうえ、お気軽にご来寺ください。
※甘茶は、正泉寺にあるアジサイの変種「アマチャ」の葉を発酵させて淹れたものです。 -
7月13日盂蘭盆会(うらぼんえ)
お盆は本来、仏教の行持ではありません。
しかし、日本に根付いた古来の風習にもとづき、ご先祖様をお迎えする供養法要を行います。
法要後は、お盆にちなんだ法話がございます。 -
12月8日成道会(じょうどうえ)
12月8日は、お釈迦様が悟りを開かれた日です。
菩提樹の下で8日間、飲まず食わずで坐禅を組み続け、その後に悟りを開きました。これにちなみ、正泉寺では12月1日から8日まで、毎日早朝坐禅を行います。
8日の昼に成道会の法要を行った後、豆乳粥をいただきます。これは「8日間の坐禅でやせ細ったお釈迦様に、スジャータが乳粥を供養した」という故事があるからです。